金曜日晴れ。寒いのでサロペットから長袖のツナギに替えた。久しぶりに着ると股下がだらんと余って思いっきり短足に見える。あれーおかしいな。ツナギが伸びたことにしよう。お股を気にしつつ仕事はじめますか。
さて以前にエンジン不動で引き上げてきたジェットボート。バッテリーをつないでも
「グッ」と音がするだけ。怪しいと考えられるのは
1つはセルモーターの不調
1つはピストン、クランクのエンジン側固着
1つはジェットポンプの固着
と思うがどれか。または同時に起こっているかもしれない。しかもコレってば
・エンジン降ろさないとセルモーター見えないし、
・オイルポンプがサビで固着してるから焼きついているかもしれないし、
・ドライブシャフトのハウジングにグリス注入したあとも無い。
さらに倍!こりゃ腰痛覚悟の長期戦ですな。
お昼からはヤマハ4スト9.9馬力のオイルやインペラほか急ぎで交換する。
晴れ日が続いてお月様がきれいに出てると思ってたらイカ釣りの季節なんですね。
ロア脱着の時、シフトロッドのナットが塩で固着の為折れた。急ぎなのに!
インペラーはご覧の通り羽が欠けていた。破片もポンプに残っていたので即交換。
ヤマハの9.9馬力は調子悪いのが多いんです。よく起こるのがキャブレターの
オーバーフロー。はっきりいってキャブの精度が悪いと思う。
まずどれにも合わせ面に線傷が入っている。製造加工の痕だとしても傷が大きいのでは?
ガソリン滲みの原因となりそうだ。
あとはフロートのひっかかり。本体を手に持って静かに振ると「カタカタ」音がしない。
フロート(浮き)とチャンバ(ガソリンを溜める所)の隙間がわずかしか無いためだ。
アタリが解かるようにチャンバに色をつけて組み立てる。
そばにあったモリブデンスプレーの黒色を塗布してみた。
やさしく振って再度分解。
フロートの左下と右上が黒くなっているのが分かりますか?
念のため繰り返してやっても同じところが黒くなった。
チャンバ内側のアタリ部分を少し削って再度組み立てると
フロートが軽く動くようになった。これで一発始動!
写真のタイプのキャブレタがついてる機種をお持ちの方は要チェック。
よし終わったと思ったら、次の日また同じ症状の修理が入りました。
調子の良いエンジンで海へ!レッツ・エギング!!