日曜日晴れ。先日知り合いの人が、オランダ人のヨット乗りを店に連れて来た。
通訳してくれて分かったのだが、どうやら船外機の燃料コネクターを探しているらしい。
そのオランダ人が「ヤマハ・・・○×△☆・・・エンデューロ!」と言ったので
は?エンデューロったらバイクで山道を走ることを言うんでなくって??と混乱したが
「あ、イエスイエス、エンデューロ!」と適当に笑顔で答えて、コネクターをささっと渡してお金を頂いた。
あとから聞いた話で詳しいことは調べてないが、海外では船外機を指す名称のひとつらしい。
確かに道が無くても山も林でも走っちゃうバイクと、海でも湖でも場所を問わず
持ち運んで使える船外機は用途が似ているもんねー。
いや〜知らなんだ、頑張れ日本人。これではNHKの英会話番組「とっさのひとこと」の
ダメな例にでてくるおっさんと一緒ではないか!
休みの日、起きてカーテンを開ける時は青空を期待する。
昨日準備しておいたCL72を引っぱりだして早朝から走りに行く。
交換したステップが嬉しくて気分よく走る。途中、新空港の建設現場に止めて、工事っぷりを見てみた。
日曜の朝なのにガガガーと重機が響く。この音で起こされたくないよなあ。
自然のきれいな色も、掘り返したら全てこういう暗い色になるんですね。平成24年に完成予定。
次はサザンゲート向こうの埋立地に人工ビーチを作る予定が決まったとか。
個人的な意見ですが、これ以上自然を壊さないで欲しいと、ただそれだけ願う。
空港といえば飛行機の階段を降りてから、建物までの送迎バス。
石垣空港を使ったことのある方は分かると思うが、あのバスは無駄ですってー。
カラ岳を行く。朝の涼しい風が気持ちよくて穏かな気分になってくる。
どこまで続いてるのか、重い車体と深いわだちに気を使いながらのんびり走る。
休みの日はこういう静かなところにいると、いろんな事が浮かんで考える。
人間寄り集まって生活して、世の中狭すぎるのではないかと。
例えば、互いの家が100キロ離れているとしたら?
会えただけで嬉しいから、人はもっともっと他人に優しくなれると思う。
現実には自分もハト小屋の一角みたいな、狭いアパート暮らしなんですけどね。
なーんにもない自然の中へ行くと考え変わったり、ひらめいたりする。
この後デコボコで倒れそうになり、ふんばったら股間がバレリーナ状態に。
つ〜めちゃ痛かった。オフ用ブーツ欲しいなー。
草原を歩いていたら、野生のバラを見つけた。
そういえば家のアパートで育てていたミニバラはすっかり枯れてしまった。
バラは栄養や水を与えすぎてはいけないらしい。放っておくくらいが良いそうだ。
もーそれ早く言ってほしかったよオバちゃん。懸命に手入れしとったじゃないの。
もし咲くまで育て続けられたら、その花を贈ろうと思ってた人がいたので残念。
このブログをたぶん見ていると思うから、この写真で代わりにして贈りまーす。
人工で育てるより、自然の中で咲いてたほうがきれいだよね。
昼から海へ連れていってもらう。風が強かったので竹富の近いところでアンカーを降ろす。
船の上に寝そべって、海と空を眺めていると、これまた穏かな気分になる。
島の方を見ると、あんなに小さい所にみんな寄せ集まって住んで、何やってんだかなあ。
大きな空を眺めていると、人なんてちっぽけに思えて細かいことなどどーでもよくなってくる。
人は時にはからっぽになることも大事。また新しいことを吸収できる。
仕事や周りのことで頭いっぱいになってる人は、陸から離れてみることをおすすめします。
あっという間に日が暮れる。日焼けした背中がヒリヒリする。
赤茶色く焼けてお肌テカテカなもんだから、夜中に外を歩いていたら「ゴキブリみたい」と人に言われた。
そうやって終える休日はいかがですか?今日はバイクに乗って船にも乗って満腹定食。
人に何と言われても、男の子は乗り物に乗っていれば日々是好日なり。